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社内SEの職務経歴書の書き方と例文【現役社内SEが実体験で解説】

社内SE

社内SE転職で、
**志望動機と同じくらい重要なのが「職務経歴書」**です。

ですが実際は、

  • SIer/SES時代の書き方のまま
  • 技術羅列だけで終わっている
  • 社内SE向けの評価ポイントを外している

こうした理由で、
書類で落ちている人が本当に多いと感じます。

私は社内SEとして10年以上働き、
実際に「採用されやすい経歴書」「通らない経歴書」を現場目線で見てきました。

この記事では、

  • 社内SEの職務経歴書で見られているポイント
  • NGになりやすい書き方
  • そのまま使える例文(経験者/SIer・SES/未経験)

を、実体験コメント付きで詳しく解説します。


社内SEの職務経歴書で評価されるポイントは3つだけ

まず大前提として。
社内SEの職務経歴書で見られているのは、この3点です。

① 技術経験

  • サーバー、開発、キッティングなど何をしたか
  • 用語の理解

① 何を「一人称」でできるのか

  • 実際に自分が担当した範囲
  • ベンダー任せではなく理解しているか

② 業務を「回した経験」があるか

  • 調整・管理・説明
  • トラブル対応・運用視点

実体験コメント

上記をベースに私は以下を見ています。
・まずは技術内容を確認
・次にリーダーとしてか、メンバーとしてか確認
・対応した期間はどれくらいか確認

1回テストをしただけでもスキルに書けてしまいます。なのでどれくらいの期間で能動的にやっていたかを見ます。つまり言われたテストを実施しただけなのか、はたまたテスト項目自体を作成したのかで印象は異なります。
なので**技術スタックの多さより「業務理解」**を見ます。

ただし上記実績だけでは見ません。実績がなくても若ければ若いほど習得しようとする積極性を評価します。なので積極的に仕事をした具体例があると良いでしょう。

「この人なら社内でやっていけそうか」
ここが最大の判断軸です。


社内SE向け職務経歴書の基本構成

まずは構成。
この順番で書けばOKです。

  1. 職務要約
  2. 職務経歴
  3. 活かせるスキル・経験
  4. 自己PR(簡潔でOK)

職務要約の書き方(最重要)

職務要約は3〜5行で十分。
ここで「社内SE向きか」が判断されます。

NG例

サーバー構築、ネットワーク構築など幅広く経験。

👉 何ができるか分からない


OK例

○○のシステム開発を担当。
主にテスト工程を担当しました。数を重ねる毎にその状況にあったテスト項目を自ら追加し、品質を上げるよう経験をしました。
ただやるのではない事を意識しながら、サーバーの更新やクライアントとの調整を経験しました。


実体験コメント

「自走出来る」「対人経験がある」というのを分からせることが大切です。
過程も入れると印象が変わります。


職務経歴の書き方【社内SE経験者】

ポイント

  • 技術+役割+調整をセットで書く
  • ベンダー管理は必ず入れる

例文(社内SE経験者)

社内SE(製造業/従業員〇名)
在籍期間:20XX年〜現在

  • Windows Server(AD/ファイル/WSUS 等)の構築・運用
  • ネットワーク(VLAN/ACL)の設計・運用
  • サーバー・ネットワーク更新に伴うベンダー選定・調整
  • 要件整理、提案依頼書(RFP)作成、テスト項目書作成
  • 社内ユーザーからの問い合わせ対応、PC更新対応
  • 障害発生時の切り分け・一次対応・ベンダー連携

実体験コメント

専門ワードはなるべく入れた方が良い。そしてそれをどれくらいの期間、一人で実施したのか、メンバーとして一部を担当したのか記載する。
「全部自分で構築しました」も評価になるが、どう回したかを書いた方が評価されます。


職務経歴の書き方【SIer/SES出身者】

ポイント

  • 社内SEに活かせる部分に寄せる
  • 「顧客調整」「運用視点」を強調

例文(SIer/SES)

インフラエンジニア(SIer)
在籍期間:20XX年〜20XX年

  • ネットワークスイッチのプログラム開発
  • 開発テストで必要なサーバー構築(DHCP/DNSなど)
  • 顧客との要件調整、仕様説明
  • 運用フェーズでの問い合わせ・障害対応

実体験コメント

SIer出身者は技術と対人調整のアピールは必須です。顧客でも良いですし、経験が浅いなら上司との連携をアピールすると良いでしょう。可能であれば応募先の必須スキルに似たものを書くとベストです。
結果「社内SEでもやれそう」が伝わるかが勝負です。


職務経歴の書き方【未経験者】

ポイント

  • IT+調整経験をつなげる
  • 業務理解力をアピール

例文(未経験)

業務担当(〇〇業界)
在籍期間:20XX年〜20XX年

  • ○○部門の事務として、
    ベンダーとのやり取りや要件整理を経験
  • 業務改善提案、手順書作成
  • 新規システム導入時の社内調整、アナウンスを担当

実体験コメント

未経験の場合は、対人調整ややり方の工夫、手順書の改善など自走出来る所をアピールします。そうすると簡単な社内システムの導入なら任せられる印象になります。
**「社内とITをつなぐ経験」**は必ずあります。


活かせるスキル・経験の書き方

OK例

  • Windows Server/Active Directory
  • 仮想環境(Hyper-V)
  • ネットワーク(VLAN/VPN/ACL/VPN)
  • 無線構築
  • ベンダーコントロール(提案依頼書/要件定義)
  • 詳細設計書/テスト項目書作成
  • 稟議決裁・社内調整・説明

NG例

  • サーバー
  • ネットワーク

👉 抽象的すぎます。職務経歴書は一番具体的なワードを盛り込むと良いです。


自己PRの書き方

自己PRは職務経歴書の補足事項とスキルがどこまで出来るか書きましょう。
自信のないものは無理して書く必要はありません。ここも可能であれば応募会社に合った必要スキルなどに繋げて書くと良いです。

例文

新規でActive Directoryの構築を実施しました。それに付随したDNSやDHCP、冗長の構築も行いました。また社内SEとして、技術だけでなく調整・説明を重視して業務を進めてきました。

リリースする際には事前にアナウンスをしたり、部門長にネゴをしたり、影響やユーザー操作が必要なマニュアルも作成しました。ITに詳しくない社員にも分かりやすく説明し、業務を止めない運用を心がけています。


こうしたのと1プロジェクトごと丁寧に書けるのが理想です。

社内SEの職務経歴書でよくある失敗

失敗例としては以下です。

  • 数行しか書いていない
  • 技術だけ羅列している
  • ベンダー任せに見える
  • 社内調整の記載がない

実体験コメント

私が実際に面接する側として本当にあったのが数行しかないものでした。
実際にあまり戦力とされなかったのかもしれませんが、そういう人こそ膨らまして見栄えは良くした方が良いです。見栄えより内容が重要ですが、出来る人は結果書くことが多いので数行にはなりません。

適当な職務経歴書は誰が見ても分かってしまいます。

書類通過率を上げるチェックリスト

  • 自分がやったことが分かる
  • 社内SEの業務とリンク箇所がある
  • 具体性が必ずある

社内SE転職は進め方を間違えると後悔しやすい職種です。
社内SEの仕事内容、年収アップ、良い所悪い所、転職方法の全体像は以下の記事で整理しています。

現役社内SEだから書けるリアルな内容となっています。(リアル年収も公開)

👉 【現役社内SEが解説】社内SE転職 完全ガイド|仕事内容・年収・良い所・悪い所まで現場目線で全解説

まとめ|社内SEの職務経歴書は「現場目線」がすべて

社内SEの職務経歴書で大事なのは、

  • 技術
  • 調整
  • 運用視点

この3つです。

完璧な技術者である必要はありません。
「社内SEとしてやっていけそうか」
それが伝われば、書類は通ります。


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