社内SEの面接は、
SIer・SESの面接とは「評価ポイント」がまったく違います。
それを知らずに臨むと、
- 技術の話をしすぎて落ちる
- 無難な回答しかできず評価されない
- 「この人、社内SE向いてないな」と思われる
こうした失敗が起きやすくなります。
私は社内SEとして10年以上現場に立ち、
採用側・応募側どちらの視点も見てきました。
この記事では、
- 社内SE面接で本当に聞かれる質問
- 採用側が何を見ているか
- そのまま使える回答テンプレ
を、実体験込みで解説します。
社内SEの面接は「技術」「自走力」「対人調整力」を見られる
まず大前提として。
社内SEの面接で一番見られるのは、まずは根本的な技術力があるのか。
次に少数で回す事が多い職種の為、ある程度の指示で聞きながらも一人で行動出来るのか。
また部門間に依頼する時などの人への調整力があるかを見ています。
ここでポイントがこの比率は年齢によって変わります。
~25歳:技術20% 自走力20% 調整力60%
26歳~30歳:技術40% 自走力40% 調整力20%
30歳~ :技術40% 自走力50% 調整力10%
20代前半はポテンシャルを見ています。技術がなくて良いのではなく、何か一つ作り上げた実績やこういう事に興味があって実際に手を動かしていますというアピールが必要です。自走力も完全に受け身で仕事をしてきていないかをチェックします。
20代後半からはある程度会社にマッチした技術があるか、またはすぐに理解出来る知識があるかを見ます。かつ自分で考え一人で任せられる人なのかを見る傾向があります。人との調整力はもう当たり前に出来る前提として苦手でないかを見る程度になります。
採用側が見ているポイント
- 一つでも具体的な構築経験があるのか(もしくは行動)
- 自分で考え、依頼された作業をこなした経験があるのか
- 社内調整や決済などの説明経験があるか
構築経験は簡単なスクリプト、システム導入など小規模なもので構いません。難易度の高い技術は不要です。
なぜなら全く経験がない人は面接で「興味はある」とアピールしますが、入社したらIT作業は実は合わなかったとなるのが不安です。なので一回でも経験があるとある程度ミスマッチが起こりにくい為、少しの経験を見ています。
社内SEは浅く広く「技術」と「人と関わる」能力が必要です。
実体験コメント
私は面接する側もしました。
私は採用した人の中には技術が多少足りなくても採用される人はいます。
それは少しの経験とやっていて楽しいと感じれたからです。
逆に、
- 技術の話しかしない
- 社内調整を軽視している
- 指示待ちでしかやってこなかった
こういう人は落ちやすいです。
このベースを元に面接ではどんな質問が聞かれるのか解説していきます。
質問① なぜ社内SEを志望したのですか?
この質問の意図
- 社内SEという職種を理解しているか
- 楽そうだから来ていないか
- 技術を軽視していないか
- プログラミングから逃げたいだけではないか
を見ています。
NG回答例
「残業が少なそうだからです」
「安定していそうだからです」
本音でも言わない方がいいです。
回答テンプレ(おすすめ)
私はこれまで〇〇の業務を経験してきました。
外部向けではなく、その技術を活かし自社の業務を支える立場で働きたいと考えるようになりました。社内SEは、単に技術を扱うだけでなく、
現場の課題を理解し、調整しながら改善していく役割だと考えています。
その点にやりがいを感じ、志望しました。
実体験補足
「社内SE=楽」ではなく、役割を理解しているかが伝わると評価が上がります。
この技術で貴社に貢献出来る、自走出来る、人と関わるのは苦手でない事をアピールするのがポイントです。
質問② トラブルや障害対応の経験を教えてください
この質問の意図
- 冷静に対応できるか
- 再発防止まで考えられるか
- 一人で考え解決出来るのか
回答テンプレ
〇〇の障害が発生した際、
まず影響範囲を整理し、関係部署へ状況を共有しました。その後、原因を切り分け、
必要に応じてベンダーと連携し復旧対応を行いました。復旧後は、再発防止のため〇〇の見直しを行い、同様の障害が起きないよう対策しました。
実体験コメント
社内SEでは障害対応やトラブルはつきものです。
解決する為の技術がある、技術がなくてもサポートに投げるなどやり方を知っているのがポイントです。ここでは何があっても解決出来るアピールが重要です。
そこを話せると評価されます。
質問③ 対人との調整で大変だったことは?
この質問の意図
- 対人ストレス耐性
- 調整力・説明力があるか
- 対人が苦手は性格なのか
回答テンプレ
PC更新時に、部署ごとに要望が異なり調整が難しかった経験があります。
すべての要望を満たすのは難しいため、
業務影響とコストを整理した上で、
優先順位を明確にして説明しました。結果として、全体最適の形で合意を得ることができました。
実体験補足
「全員を満足させようとしない」この視点があると、社内SEとして評価が高いです。
必要な事だけを言う、余計な事は火種になりかねないのであえて補足しないなど具体的な工夫を説明出来ると良いです。
質問④ ベンダーとのやり取り経験はありますか?
この質問の意図
- 丸投げしただけではないか
- 技術理解があるか
- 提案書経験があれば説明にどんな工夫をしたか
回答テンプレ
ベンダーに依頼する際は、要件を明確にした上で提案依頼書を作成していました。
スペックや冗長化、保守内容や最終成果物の明示など細かく記載しました。また設計内容についても理解した上で確認し、必要に応じて指摘や修正依頼を行っていました。
実体験コメント
ベンダーとやり取りするには、こちらから指定しなければいけない時があります。
何となく容量を決めて下さいではなく、○○TB以上が必要、スケジュール表は必ず出してなど。こちらが決めた以上責任が出てきますがある程度はっきり言わないとその認識ありませんでしたと言われしまいます。
社内SEは「分からないから任せる」では務まりません。
この意識を示すと評価が上がります。
質問⑤ 一人で判断しなければならない場面はどう対応しますか?
この質問の意図
- 自走できるか
- 責任感があるか
- 分からなくても案を出せる癖があるか
回答テンプレ
判断が必要な場合は、影響範囲・リスク・代替案を整理した上で判断します。
判断に迷った時はA案B案を出し、それぞれのメリットデメリットまでまとめて判断します。必要に応じて上司や関係者に共有し、
独断にならないよう意識しています。
実体験補足
結果どうしたらいいですか?という質問になってはダメ。
考えられる人は案を出してメリットデメリットを説明する。この案までも出せずに相談するのはNGです。判断を聞くのもこれをやるとやらないでは全然違います。
「一人で抱え込まない姿勢」は社内SEではかなり重要です。
質問⑥ 技術はどこまでやりたいですか?
この質問の意図
- 技術志向が強すぎないか
- 社内SEとのミスマッチ確認
回答テンプレ
技術は重要だと考えていますが、
目的はあくまで業務を安定させ、改善することだと思っています。必要であれば自分で構築しますし、
外注する場合も内容を理解した上で管理したいと考えています。
実体験コメント
技術だけの人とはミスマッチしたくないのが本音。構築は出来るが対人との連絡や交渉をやらない人は正直採用したくない。
「技術だけやりたい」発言は社内SEではリスクになります。
質問⑦ 逆質問で必ず聞くべき質問
社内SE面接では、
逆質問が非常に重要です。
おすすめ質問
- 情シスの体制(人数・役割)
- 一人情シスか分業か
- 障害時の対応体制
- ベンダー依存度
実体験コメント
ここを聞かずに入社すると、
「思ってたのと違う」が起きやすいです。
社内SE面接で評価される回答の共通点
- 技術+自走力+調整を語っている
- 社内視点で話している
- 責任感が伝わる
- 説明に具体例がある
逆に、
- 技術自慢だけ
- 外部エンジニア目線
だと評価は伸びません。
社内SE転職は進め方を間違えると後悔しやすい職種です。
社内SEの仕事内容、年収アップ、良い所悪い所、転職方法の全体像は以下の記事で整理しています。
現役社内SEだから書けるリアルな内容となっています。(リアル年収も公開)
👉 【現役社内SEが解説】社内SE転職 完全ガイド|仕事内容・年収・良い所・悪い所まで現場目線で全解説
まとめ|社内SE面接は「考え方」を見せる場
社内SEの面接は、
正解を答える場ではありません。
- どう考えるか
- どう動くか
- どう人と向き合うか
これを伝えられれば、通過率は大きく上がります。
【私が社内SEになる為にやったこと】
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