事務職の選考では、スキルよりも“どんな働き方ができる人か”が評価される傾向があります。
とくに未経験の場合は、特別な経歴がなくても、自己PRの組み立て次第で採用されます。
ここでは、企業がチェックしているポイント、PRに盛り込むべき内容、そして実際に使える例文まで、丁寧に解説します。
企業が自己PRで見ているポイント
事務職では専門資格や高度な技術よりも、「職場で安心して任せられるかどうか」が重視されます。企業が見ているのは次のポイントです。
コミュニケーションの取りやすさ
事務職は“人と関わらない仕事”と思われがちですが、実際は真逆です。
営業、上司、他部署など、日々多くの人と情報共有しながら業務を進めます。
そのため、柔らかい伝え方ができる、相談しやすい雰囲気がある、報連相が丁寧といった要素が評価されます。
正確さと注意力
書類作成・データ入力・スケジュール調整など、日々の細かいタスクが積み重なるのが事務職。
ミスが起きると部署全体に影響するため、数字や文言を丁寧に確認するクセがあるかが見られます。
実際の経験がなくても、「前職でもミス防止の工夫をしていた」などのエピソードがあると強いです。
継続力と安定志向
事務職は“変化より安定”が求められる仕事です。
派手な成果が求められるわけではないため、コツコツ続けられること、長期的に働く意欲があることは大きな評価ポイントになります。
未経験でも「早期退職しなさそう」「安心して任せられそう」と思われれば、採用されやすくなります。
言われたことを確実にこなせる(良くも悪くも)
事務職では、自分の判断よりも、“決められた手順を正しくこなす力”が重視される場面が非常に多いです。
そのため企業は、独自のアレンジよりも、まずは指示通りに動けるタイプかどうかを見ています。
極端に個性を出す必要はなく、「任された作業を最後まで責任を持ってやり切る」姿勢を示すのが大切です。
業務改善する意識がある
未経験でも、「より分かりやすい資料にする」「効率のいい流れに変える」などの“改善する姿勢”があれば大きく評価されます。
事務職=サポート役と思われがちですが、実は改善でチームの生産性を上げる重要ポジションでもあります。
自己PRの書き方(テンプレート)
事務職で使いやすい自己PRは、この3ステップで構成するだけでOKです。
- 強み(結論)
- その強みが分かる具体的なエピソード
- 事務職でどう活かすのか(企業に与えるメリット)
この型に当てはめれば、未経験でも「しっかりしている」「安心して任せられる」という印象を与えられます。
自己PRの例文
【自己PR例文:(販売職 → 事務職)】
前職のアパレル販売では、接客と在庫管理を担当していました。
毎日の売上集計や商品の数値管理を行う中で、誤りがないよう慎重に確認する習慣が身につきました。
また、問い合わせに迅速に対応することで、スタッフ全体の業務がスムーズに回るよう心がけていました。
事務職ではこの経験を活かし、データ入力・問い合わせ対応・資料整理などを正確に行い、バックオフィスの安定運用に貢献したいと考えています。
自己PR例文①:正確性が強み
私は、業務の正確性に強みがあります。前職ではデータ入力業務を担当しており、自身で入力ルールのチェック表を作成し、ミスを最小限に抑える工夫を続けてまいりました。その結果、月間の入力ミス件数がチーム内で最も少ない状態を維持できていました。
この経験を活かし、数字の扱いや書類作成など、正確性が求められる事務業務で貢献したいと考えています。
自己PR例文②:指示通りに再現する能力
私は「言われたことを正確にこなす」ことに自信があります。前職では手順書に沿って作業を進める業務が多く、曖昧な点は必ず確認し、同じ品質で再現することを徹底していました。
事務職においても、マニュアルや既存のフォーマットに沿って仕事を進める場面が多いと理解しています。指示内容を正確に理解し、期待された通りの成果物を納品できるよう取り組んでまいります。
自己PR例文③:コミュニケーション力を活かす型
私は、相手が求めていることを把握して動くことを大切にしています。前職ではお客様から状況を丁寧にヒアリングし、必要な情報を整理して社内へ共有する役割を担っていました。
事務職では関係部署との調整や報連相が欠かせないため、このコミュニケーション能力を活かし、周囲が仕事を進めやすいようにサポートしたいと考えています。
自己PR例文④:コツコツ作業が向いている型
私は、集中してコツコツ作業を続けることが得意です。前職では在庫管理の細かな確認作業を担当し、毎日一定量の作業を正確に継続することで、ミスや棚卸しのズレを大幅に減らしました。
事務職でもデータ入力や書類確認など継続力が求められる業務が多いため、地道に取り組む姿勢を活かして貢献したいと考えています。
自己PRでやりがちなNG例
悪気なくやってしまいがちなパターンはこちら。
- 「任されたら何でもやります!」(根拠がない)
- 「コミュニケーションが得意です!」(抽象的すぎる)
- 「前職で特別な成果はありませんが…」(ネガティブな入り)
- 強みを言っているだけで、根拠となるエピソードがない
- 自己流のこだわりアピールが強すぎる(事務は手順重視)
重要なのは、“あなたの強みが実際に仕事でどう役立つか”まで説明することです。
事務職の選考は「書き方」次第で受かる
事務職は人気が高く、応募が多い分、書類で落ちる人も多いです。
しかし自己PRに「企業が欲しい要素」を盛り込めれば未経験でも十分に採用されます。
ただし、自分だけで書類を作ると客観性が足りない問題が起きがちです。
- どこを削れば読みやすくなる?
- 強みは本当に伝わっている?
- 他の応募者との差別化はできている?
これを整理するには、事務職系に強い転職サポートを使うのが一番早く、最も確実です。
書類添削・面接対策・企業の選び方までプロが全部サポートしてくれるため、未経験者の内定率が大きく上がります。
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未経験からの事務転職は、応募先選びで結果が大きく変わります。研修がある会社、サポート体制が整った会社を選ぶのが最重要。
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